ソニー FE 16-35mm F2.8 GM II 登場！｜新製品ニュース

2023/09/04

概要

ソニーからフルサイズ対応E マウントレンズ「FE 16-35mm F2.8 GM II」を、2023年9月22日に発売するとアナウンスがありました。Gマスターならではの高い描写力、高速オートフォーカスで、装着するカメラの性能を存分に引き出します。また、F2.8 広角ズームレンズで世界最小・最軽量※を実現することで高い撮影性能と携行性を両立し、機動力を求める撮影に適したレンズになっています。

広角ズームである本レンズの導入により、標準ズームレンズ「FE 24-70mm F2.8 GM II」と望遠ズームレンズ「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」をあわせることで、開放F値 2.8 通しのズームレンズ第二世代が揃い、これらのレンズ群がさらなる表現力に富んだ撮影を可能にします。

※2023年8月発表時点。オートフォーカス対応のフルサイズの16-35mm F2.8広角ズームにおいて。ソニー社調べ。

仕様表

	FE 16-35mm F2.8 GM II	FE 16-35mm F2.8 GM
発売日	2023年9月22日	2017年7月28日
焦点距離	16-35mm	16-35mm
レンズ構成	12群15枚	13群16枚
最短撮影距離	0.22ｍ	0.28ｍ
最大撮影倍率	0.32倍	0.19倍
絞り羽根枚数	11枚（円形絞り）	11枚（円形絞り）
手振れ補正	－(ボディ側対応)	－(ボディ側対応)
最大－最小絞り	f/2.8 – f/22	f/2.8 – f/22
フィルターサイズ	82mm	82mm
寸法	約87.8mm（最大径）×111.5mm	約88.5mm（最大径）×121.6mm
質量	約547g	約680g

F2.8 広角ズームレンズを世界最小・最軽量で実現

本レンズは、全長約111.5mm、質量約547gの世界最小・最軽量レンズで、「FE 16-35mm F2.8 GM」と比較して約 20 %軽くなっており、自由度の高い非球面形状である超高度非球面 XA（extreme aspherical）レンズを効果的に配置した新規光学設計により、ズーム全域で開放F値2.8の高解像を実現しています。

さらなる高画質を実現した大口径広角ズーム

■撮影機材：ソニー α7R V ＋ FE 16-35mm F2.8 GM II
■撮影環境：1/30秒　F2.8　ISO100

広角レンズながら、Gマスターがこだわる美しいぼけ表現ができることに加え、ズーム全域において最短撮影距離0.22m、最大撮影倍率0.32倍と、高い近接撮影性能を備えています。画面内に光源が入るシーンでも、ソニー独自のナノARコーティングIIによりゴーストやフレアを抑制します。

ボディの高速性能を引き出すオートフォーカス性能

■撮影機材：ソニー α7R V ＋ FE 16-35mm F2.8 GM II
■撮影環境：1/60秒　F2.8　ISO200

最新のXD（extreme dynamic）リニアモーターを搭載することにより、静止画・動画の両方において静かで「FE 16-35mm F2.8 GM」と比べて最大約2倍に高速化したオートフォーカス性能が加わりました。フォーカスのずれが目立ちやすいハイフレームレート動画でも、被写体を高精度に追随。フルサイズミラーレス一眼カメラの『α1』との組み合わせでは、最高30コマ/秒の高速連写が可能です。

映像クリエイターに応える進化した動画性能

■撮影機材：ソニー α7R V ＋ FE 16-35mm F2.8 GM II
■撮影環境：1/20秒　F11　ISO100

プロフェッショナルやハイアマチュアユーザーの要望に応える操作性と、優れた静止画・動画撮影性能を実現し、動画撮影時のフォーカス中の画角変動を「FE 16-35mm F2.8 GM」よりも抑制することで、さらに映像表現の幅を広げてくれます。

また、ズーミングによる重心移動を抑制したことにより安定した撮影が可能なため、ジンバルでも快適に撮影できます。ON/OFFをスイッチで切り換えられる絞りリングの搭載に加え、カメラ本体から好みの機能を1つ割り当てることができるフォーカスホールドボタンを2か所に配置するなど、撮影者がより快適に操作できるように設計されています。